小児矯正の症例1
矯正歯科
2025年02月26日(水)


患者様 | 8歳 男の子 | ||
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主訴 | かみ合わせが上下反対になっているのを治したい | ||
治療内容 | 拡大床装置とマウスピース(ムーシールド)による矯正治療をしました。 <初診時> ムーシールド装置を使って舌で上の前歯を押して反対咬合を徐々に治していきました。 下顎の左右C(乳歯の3番目の歯)がかみ合わせに参加していないので歯がとがったままになっています。 上の歯にぶつかっているのでぶつかる部分を削ります。 <1年後> かみ合わせが切端咬合に変わりました。 レントゲン写真から下顎の左右3番の歯(犬歯)のスペースがないことが分かったので、拡大床装置で顎を広げる治療を開始しました。 上下のプレート(拡大床矯正装置)の画像です。【お名前が出てしまうので、加工をお願いします】 上の2番目の歯も顎を広げながら下顎と同様にスペースを作ってゆきます。拡大床装置は補助ワイヤーがある設計になっています。 就寝時のほかに家にいる時間に装着していただいて、保護者様の管理のもと治療をすすめてゆきます。 歯を磨いた後に装着していただいてます。 付けている時間がしっかり確保できるとその分、歯が動きスペースが出来てきます。 <1年6ヶ月後> 上下のかみ合わせがそろってさらに反対咬合が治ったので口角がしっかり上がるのがわかります。 上下の歯のアーチも美しく揃いました。 個人差がありますが上顎が10歳・下顎が12歳ごろまでの成長期となります。 しっかり永久歯が生えるまで定期検診をおすすめしています。 また、永久歯になった後も虫歯にならないためにも定期検診は重要です。 |
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治療期間 | 1年6ヶ月 | ||
通院回数 | 20回 | ||
費用 |
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