当院では、患者様の大切な歯を長く健康に保つため、精密で安心できる虫歯治療を提供しています。
当院の治療の特徴や方針について詳しくご紹介します。
虫歯治療の基本方針
患者様の健康と満足を第一に考えた治療を行っています。
- 神経を守る治療
患者様の神経をできる限り残す治療を重視しています。歯の構造を最大限維持し、治療後も快適に噛める状態を目指します。 - 迅速かつ高品質な修復
治療は可能な限り1回で完了させるよう心掛け、患者様の通院回数を最小限に抑えます。また、保険治療であっても自由診療に近い品質を追求し、高い満足度を提供します。 - 患者様に寄り添う対応
治療中はドクターやアシスタントが積極的に声掛けを行い、不安を軽減。リラックスできる環境作りを大切にしています。
症状別の治療対応
以下のような症状・お悩みがある場合は、ぜひご相談ください。
- 歯が痛い、しみる
- 他院で歯を抜く必要があると言われた
- 過去の治療でトラブルが再発した
- 痛みが苦手、麻酔が効きにくい
虫歯進行度にあわせた治療
虫歯治療は、進行度に応じて治療内容が異なります。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供し、歯の健康を守ります。

1. 初期の虫歯治療
最小限の介入で自然な仕上がりを目指す
初期の虫歯の特長と治療法
初期の虫歯は、歯の表面に軽度の損傷が見られる状態で、象牙質に達していないケースがほとんどです。この段階では、虫歯部分のみを最小限に削り取り、健康な歯の構造をできるだけ残すことが重要です。
当院では、タービンやマイクロモーター・エキスカベーターを使用して慎重に削り、削りすぎを防ぎます。
コンポジットレジンによる修復
削った部分には、コンポジットレジン(白い詰め物)を用いて修復します。コンポジットレジンは、天然の歯に近い色や質感を持つ材料で、審美性に優れています。
当院では、10種類以上のレジン材料を用意し、それぞれの硬さや流動性を症例に応じて使い分けています。
- ハイフロータイプ
流動性が高く、細かい隙間を埋めるのに適しています。 - ローフロータイプ
硬さがあり、力がかかる部位でも耐久性を発揮します。
患者様ごとに最適な材料を選び、自然で長持ちする仕上がりを実現します。
治療後のケアと予防
初期の虫歯治療後も、定期的なクリーニングとセルフケアを欠かさず行うことで、再発を防ぎます。当院では、治療後のセルフケア方法や定期検診の必要性について丁寧に説明し、患者様が長く健康な状態を維持できるようサポートしています。
中度の虫歯治療
機能性と審美性を両立する修復
中度の虫歯の特長とリスク
虫歯が象牙質に達した場合、早期に治療を行わないとさらに進行し、神経に近づいてしまいます。
中度の虫歯治療では、虫歯部分を完全に除去した後、適切な方法で修復を行います。
詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)の使用
中度の虫歯には、インレー(部分的な詰め物)やクラウン(全体を覆う被せ物)を使用します。
当院では、高品質なセラミックやレジンを選択肢として提供しており、審美性と機能性の両方を重視しています。
- セラミック
歯に近い色合いと透明感があり、長期間の使用にも耐える素材です。 - レジン
保険適用が可能な素材で、経済的でありながら高い機能性を発揮します。
治療後のアプローチ
中度の虫歯治療では、患部が広範囲になるため、治療後の噛み合わせ調整が重要です。
当院では、治療後にマイクロスコープを用いて仕上がりを確認し、数回に分けて精密な噛み合わせ調整を行います。
また、患者様にはメンテナンスの重要性を説明し、定期検診への継続的な来院を推奨しています。
重度の虫歯
根管治療で感染を除去する
根管治療が必要なケース
虫歯が進行し、神経や歯根部分にまで達した場合、根管治療が必要です。放置すると、虫歯の感染炎症が広がり、歯の保存が難しくなります。
当院では、早期の治療介入を重視し、可能な限り患者様の歯を残すことを目標としています。
治療のプロセス
根管治療では、感染部分を丁寧に除去し、根管を清掃・消毒した後に充填します。当院では、以下の方法を症例に応じて使い分けています。
- ラテラル法(成功率70%)
側方加圧を用いて充填材を隙間なく詰める方法。 - バーティカル法(成功率90%以上)
熱を加えた材料を使用し、緻密に充填する方法。
これらの方法を駆使することで、治療成功率を高めています。医療法人緑幸会の歯科医院ではバーティカル法を基本としています。
ラテラル法に対しバーティカル法は技術的に難しいのですが、根管治療の治癒率は90%以上の成功率があります。
高精度な治療機器の使用
当院では、歯科用CT撮影やマイクロスコープ・やデジタルX線を活用して、目視では確認できない細部まで精密に治療を行います。これにより、感染の再発リスクを最小限に抑えることが可能です。
患者様へのフォローアップ
根管治療後は、歯の強度を保つために土台としてファイバーコアを使い、その後にクラウンを装着することが一般的です。当院では、治療後も定期的なフォローアップを行い、患者様の歯が健康な状態を長く維持できるようサポートしています。
根管治療については別ページでまとめておりますので、そちらもお読みください。(リンク)
痛みに配慮した麻酔技術
どなたでも「痛み」は不安要素の一つです。当院では以下の方法で、痛みを最小限に抑えた治療を実現しています。
1. 表面麻酔と電動注射器(オーラスター)
歯ぐきに表面麻酔ジェルを塗布し、2分間待つことで感覚を鈍くします。その後、自動麻酔注入器「オーラスター」を使用し、一定の速度で麻酔液を注入します。これにより、注射時の痛みを大幅に軽減できます。
2. 必要に応じた伝達麻酔
深い虫歯や難しい症例では、伝達麻酔を用いて広範囲に麻酔の効果を及ぼすことで、痛みを感じることなく治療を進めることが可能です。
3. 治療中の声掛け
治療中に痛みがあれば、すぐに左手を挙げて知らせていただけます。患者様の反応を確認しながら、無理のない治療を心掛けています。


プライバシーと快適さを重視
当院では患者様がリラックスして治療を受けられる環境作りにも力を入れています。
パーテーションでプライバシー保護
各診療ユニットにはパーテーションを設け、患者様のプライバシーをしっかりと守ります。
患者様ごとの丁寧な対応
ドクターやアシスタントがこまめに声を掛け、患者様の不安を取り除きます。お悩みや疑問があれば、何でもご相談ください。
使用機器と治療の精密性

デジタルX線撮影装置

拡大鏡とマイクロスコープ

電動ハンドピース

各種コンポジットレジン

治療は早ければ早いほど治りが早いです。
虫歯治療は、早期発見・早期治療が鍵です。歯が痛む、しみるなどの症状がある方は、ぜひお早めにご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療プランを提案いたします。
お電話やWEB予約公式LINEでの相談などでのご予約を心よりお待ちしております。